BRZにスーパーチャージャーを装着してからずっと感じていた制動力不足。あとやっぱノーマルキャリパーは迫力がない!それらを一気に解消しちゃおうと踏み切ったブレーキまわりの大幅変更。キャリパーとローターとパッドを交換したが、めっちゃ大変だったのでその顛末(^_^;)
まずはキャリパーキット。
HASRally ラリーパーツショップHAS
http://www.hasrally.com/main.htm
キャリパーキットはHASRallyで購入した。ローター、パッドの付属しないキット。とはいえ多数の純正部品と専用ブラケット、ブレーキホースなど部品点数はとても多い。
いわゆるインプレッサ22Bキャリパー。通称赤キャリ。昔レガシィBH5に乗っていた時にフロントに4POTの方がついていたのが思い出されて懐かしい(^^)
あるショップの方が「車のコンセプトカラーは3色がいい」と言っていたので、俺としてはボディの青、ホイールの黒、そしてブレーキキャリパーの赤の3色にしてみようと考えた。
次はブレーキローター。
SCR Pure Plus6|プロジェクト・ミューのブレーキローター | Project μ
http://www.project-mu.co.jp/ja/product-info/scr_pure_plus6
Project μって聞いたことあったけど使ったことはなかったので今回初めて購入してみた。
ラウンドスリット入りのSCR Pure Plus6の無塗装品を選択した。スリットローターとしては安い部類に入るかも。
型番は、フロントSPPF102-S6NP、リアSPPF205-S6NP。TYPE HC+|プロジェクト・ミューのブレーキパッド | Project μ
http://www.project-mu.co.jp/ja/product-info/type_hc_plus
B-SPECでも良かったんだけど、なんとなくもうちょっと高性能なTYPE HC+を選択した。0~800℃対応!
赤キャリに適合するのはフロントF941とリアR911。1台分セットも販売されており、型番はFR94111。
さて・・・
取り付けはとある近所のショップでやってもらった。エアがうまく抜けないゴニョ…とかなんとかで2日間ほどかかったが完成!
うひょー!キタコレ(^o^)/
ホイールから覗く赤いキャリパーがかっこいい!青黒赤のコンセプトカラー、バッチリではないか!(自画自賛)
フロントは4POTなのでそれなりに大きくて目立ち度(←死語)抜群!キャリパーもスリット入りでレーシー(←死語)な雰囲気。
プロジェクトμのブレーキパッドはまさかのライムグリーンだけど、このキャリパーだとほとんど見えない。純正キャリパーだと結構見えると思う。
2POTのリアはなんかカワイイ(*^^*) ノーマルよりも小さくなってちゃんと効くのかな?と不安になるくらい。
ま、とにかくキャリパー交換はドレスアップ効果がとても高くて大満足だった。
が、なんかブレーキペダルが深くなってしまってどうにもおかしい。真ん中より奥でようやく効く感じ。床まで踏み込めばかなり効くけど、ポンピングするとだんだん手前で効くようになるなど明らかにおかしい。その後ディーラーでエア抜きしてもらったけどやっぱりダメ。
最終的に販売店のHASRallyとやり取りして判明したのはフロントキャリパーが左右逆に取り付けられていたということ。
はい左右逆。エア抜きバルブが下になっているのがその証拠。そりゃエアもちゃんと抜けんわ。
インプレッサでは右用は右側につければ良いんだけど、BRZではキャリパー位置がインプと違って車両の前方にあるので、右用は左側に付けなければならないのだ。まあ説明書もわかりやすいとは言えないかもしれないが、いずれにせよありえないでしょ(^_^;)
このままではどうにも気持ち悪いし、ショップも連休で休みだったりしたので、仕方ないので自分で左右を逆に取り付け直すことにsた。
AP ブレーキブリーダーホース|工具・工具用品の通販なら、アストロプロダクツ
http://www.astro-p.co.jp/i/2007000011324
逆止弁つきのホースを買ってきて初めてのブレーキフルードのエア抜きを実施。
フルバケに座ったおかんに10回ブレーキを踏み込んでもらっちゃったよw
無塗装のローターはサビが目立つので、車両をウマに乗っけたのでついでにつや消し黒で塗装することにした。転んでもただでは起き上がらい。それがオタクロームw
100均のスポンジやすりでサビを落としてブレーキクリーナーで脱脂して刷毛で塗料を塗るだけ。余裕の1回塗装w どうせ錆びたらまた塗るので。ホイールの当たる部分はは今日は夜だしやらなくていいや(^-^;)
フロントはこんな感じ。刷毛塗装でもマットブラックだとそれなりの仕上がりに見えるかな?遠くから見ると良い感じでしょ!? あ”、真ん中の写真ロックナットアダプタ取り忘れてるw 赤いキャリパーが目立ちやすいかと思ってホイールナットは黒に戻した。
【追記 2017/06/11】
ローターに関しては、ホイール接触面やローターの外周側面、パッドの接触するちょっと内側など塗装していない部分が錆びてきたので、後日ちゃんと塗装した。
スポンジヤスリでサビを落としてブレーキクリーナーで洗浄してから適当に刷毛でペタペタ。ローター表面とか余裕で塗装がはみ出てしまったけど気にしない。どうせブレーキングすれば削れて消えてしまうだろう。
きっちり塗装をしてホイールを装着したところ。うん。今まではスペーサーのところとか赤錆が見えてたけどそれがなくなった。満足(^^) 最初の数回はかなりブレーキの効きが悪かったけど、塗装のはみ出た部分も数回のブレーキングですっかり削れた。
おかんの奮闘が功を奏し、実際に走ってみるとブレーキフィーリングがバッチリ戻ってきた。というかこれが普通ってことを忘れちゃってた俺がいた(^_^;)
数百キロ走行してみたのでその感想。
ブレーキ自体はかなり効きが向上した。特に踏み始めからグッと効くようになった気がする。これはパッドの効果かも。以前装着していたエンドレスのSSMは超低ダストではあったけど効きは悪かったようだ。今回のパッドは良く効くけど超高ダスト(^_^;) 1週間も乗ればホイールは真っ黒。いやー黒いホイールにしといて良かったw
あと街乗り時のブレーキの鳴きが酷い。徐行時の鳴きはともかく、ステアリングを切って徐行したときの鳴きはかなり酷いものがあり、駐車時などには気を遣うようになってしまった。ま、よく効くブレーキパッドは鳴くというのが相場である。
しかもたまにABSとVDCの警告灯が点灯するようになってしまった。何かの拍子に点灯する感じ。ただし再始動すると警告灯は消える。これはキャリパー交換によりノーマルのセンサー設定値だと異常として検出してしまうためだろう。ディーラーで再設定してもらえば直ると思う。けど面倒なのでしない。
まとめ。大変な苦労の末、ドレスアップと制動力アップを手にしたが、鳴きと警告が出るようになった。総合的に考えるとやってもやらなくても良かった感じかな。
【追記 2017/05/14】
ブレーキ鳴き対策をしてみた。
徐行時とステアリングを切っての停止直前のフロントの鳴きが酷いので対策をすることにした。
オートバックスではいろいろなブレーキ鳴き対策グッズが売られている。
グリース、シート、スプレー剤、ディスクに塗るものなどがあるように思う。
ブレーキパッドにかけるスプレーやディスクに塗る薬剤はすぐ効果が無くなりそうな気がするので回避。
俺の場合、ブレーキパッドを見てみるとシムに加えて鳴き止めっぽいパネルがついていたので、グリースを試してみることにした。価格は1,800円ほど。
ブレーキグリースR - ブレーキグリース - サポートパーツの通販|レーシングパーツ、競技用シート・ウェア、メーター、ハーネス、バッテリ等の通販 株式会社タニダ
http://www.tanida-web.co.jp/shopping/categories/item.asp?Cd=487
以下自分用作業メモ。
車両前部をジャッキアップしてウマをかけ、ホイールを外す。作業箇所の方向にステアリングを切っておくとやりやすい。
まずは左写真の針金のような固定クリップを外す。真ん中のところを外してから両端を外すと良い。
固定クリップが刺さっていたパッドピンを2本抜き取る。押さえの金具クロススプリングも外れる。
すると右写真のようにパッドとシムのセットがすぽっと抜き出せる。
おおー抜けた!意外と簡単だった。
わかりにくいけど写真右の黒いのがシム2枚が重なったもの。金属製のがピストン側、黒いのがパッド側。シムの左上についているのはスペーサーというパーツらしい。元々ついていたグリースはたぶんスバル純正の透明でなんだか軟膏みたいな頼りないもの。これをブレーキクリーナーで除去した。以降、手がやばい汚かったので写真なしw
まず、念のためパッドのローター接触面にペーパーかけをしておいた。
購入したタニダのグリースは硬い銅のペーストみたいなもので見た目も感触もCPUの熱伝導グリースにそっくり。これをパッドとシムの接触面とピストン接触部分に塗りたくって再装着した。あとパッドピンとかにもね。
その結果!?・・・
直進徐行時の鳴き、ステアリングを切っての徐行時の鳴きともに消えはしなかったが弱くなった感じ。微妙(^-^;) まあやらないよりはやって良かったと思った。
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