今回カンボジアに行って来たのでそのレポート。特に夜行寝台バスについて詳しめw
今回行きはベトジェットエアでハノイノイバイ国際空港経由で行った。昼間のLCCとプライオリティパスの相性は最高だと思う。食事がしっかり食べられて、充電ができてよかった。
カンボジア入国には観光ビザが必要ということで、今回、初めてアライバルビザを購入してみた。
まず事前にスマホアプリでe-arraivalを登録しておくことが必須。
あとは写真左手の窓口を順番に回るだけ。
まずパスポートを預ける。
次の窓口で現金またはカードで30USDを支払う。
次の窓口でパスポートの返却を受ける。
すると先のスマホアプリにビザが表示される。
それらを持っていざ入国審査へ。入国審査でも出国する航空券の予約があるか確認されたりで、厳しかった。カンボジアは入国のハードルは高めの国だと思った。
俺はタクシーとか嫌いな人なので、激しい勧誘の声を振り切って、空港出て左手のエアポートバスのカウンターでチケットを購入。中心部の免税店まで8USDだった。
乗ってみれば大型バスじゃなくてマイクロバスだった😅
ホテルはウェルカムドリンクは出てくるわ、アンコール観光の勧誘は受けるはでチェックインのハードルが高かった。
5000円くらいだったけど、キングサイズベッドで朝食も美味しく快適だった。
翌朝は現地日本語ツアーにて遺跡巡り。
まずは6時頃からアンコールワットで朝日鑑賞。
この日な春分の日が近かったので多くの人が訪れていた。真ん中の塔から日が昇る光景に感動!
朝日をスマホで撮影しようと伸ばす人々の手がまるで古代の祈りの姿勢のようだった。
その後は一日かけて有名どころの遺跡を観光。崩壊の美を感じた。
休憩を挟みながら10km、17000歩くらい歩くツアーだった😂
<寝台バス初体験記>
この日の夜は、人生初の夜行寝台バスでシェムリアップから首都プノンペンに行ってみることにした!俺はもともと夜行バス大好きなんだけど、日本には(試験運行中のフルフラット座席車はあるものの)今のところ寝台バスは無いので以前から乗ってみたかったんだよね。楽しみ😍
乗車券は日本から公式サイトで予約した。サイトではnon-Cambodianを選ぶのが大切だった記憶。座席指定もできて16$だった。乗車券はアプリで表示でき、それをバスで提示するだけ。パスポートの提示は不要だった。
シェムリアップ側のバスターミナルは市内中心部から3km程離れたところにある。徒歩だと50分くらいかかった。まあ普通はトゥクトゥクとかで行くよなw ターミナルは会社ごとに分かれていて似たようなバス会社が並んでいるので注意。
ターミナルは24時間営業で綺麗なトイレを完備。飲料水も無料でもらえる。予約用端末もあるようだった。電光掲示板にバスの発車時刻とナンバーが表示されるので、15分くらい前になったらそのバスのところに行けば良い。荷物を預けるかどうか聞かれる。車内はまさかの土禁なので靴を袋に入れていざ乗車!
寝台は上下2段式。しかも進行方向左側は2列寝台。しかしこの狭さではよほど仲が良くないと厳しいだろう もし一人で占有できるなら最高だがどうなんだろう?一人では予約できないようになってるのかも。
俺の寝台は下段の9番だった。枕とブランケットが置いてあるほうが頭側だろう。下段には窓がなく、ほんの少し隙間があり多少は外の様子を知ることができた。通路側のカーテンを閉めればプライベート空間になり、まさにカプセルホテル。ただだいぶ狭い。
日本で試験運行中のソメイユプロフォンのような座席ではないためシートベルトも無い。完全に寝台。
枕元上方には電源完備。各種対応のコンセントとUSB-Aポートが2個という完璧仕様。ガジェット類の充電に困ることは無いだろう。あと乗員呼び出しボタン、エアコンと読書灯のスイッチもあった。
足元側には水と歯ブラシとお手拭き。なんという素晴らしいサービス😀
車内後方にはこれまた広いトイレを完備。洋式便座に加えて男性用小便器もあり、日本の高速バスの3倍くらいの広さだ。歯磨きするためか洗面台もでかい。
寝台に横たわると意外と下から突き上げるような振動を感じた。カンボジアの道路が悪いからというのもあるが不快である。また、寝台の全長は170cm程度と見られ身長180cmの俺は体を伸ばすことができなかった。膝を立てると横Gでふらついてしまう。膝を曲げて横に寝るのがベストかな。靴とかバッグとかを引っ掛けるフックが天井にあると足元が広くなり良いかも。それでも疲れていたのですぐ寝た訳だが、しばらくすると寒さで目が覚めた。
東南アジアあるあるのエアコン効きすぎ問題発生。ウルトラライトダウンジャケットを着てブランケットをかけたけどそれでも寒くて寝られなかった。
バスは時刻表では所要時間6時間だけど実際には5時間半ほどでプノンペンのバスターミナルに着いた。バスがターミナルに到着すると車内に明かりがつき降車を促された。こういうのも日本と違って面白い。
プノンペン側ターミナルはかなり中心部に近いので便利。軽食の販売もあった。また、充電もし放題。トイレも清潔だった。ただ、バスを降りた瞬間にトゥクトゥクの声掛けがあるのは辟易した。まあノーといえば大抵はすぐ引き下がるが。
プノンペンはシェムリアップより遥かに大都会で雑多な印象。運転もかなり荒い😇
ワットプノンを見学。
バスを乗り継いでキリング・フィールドへ。日本語オーディオガイド付き。
キリング・フィールドはクメール ルージュの処刑場。ポル・ポトの行った大量虐殺の現場だ。悲惨すぎて言葉で表現することは難しい場所だが、必見。
世界の電気街シリーズ。プノンペンの電気街。
オルセー・マーケットに来てみた。完全なローカル市場だが活気がすごかった😋まさに何でも売ってる感じ。
電気街ゾーンはさほど大きくなく、しかも土曜日で閉まっている店も多かった。
スマホ屋は意外にもなく、LED電球やガジェット類、電気タップなどを売っている店が多かった。ズンドコスピーカーを売る店も結構あった。
その後わかったがスマホ屋はショッピングモール内や、その周辺に多い印象だった。
王宮を見学。周りのごちゃついた喧騒とは打って変わって静寂の空間だった。
トゥールスレン虐殺博物館を見学。日本語オーディオガイド付き。
こちらもクメール ルージュ政権時代の収容所跡。残酷な拷問が行われた現場だ。人々はここからキリング・フィールドに移送されて殺害された。
必見ではあるが、展示があまりにも残酷なため、万人向けではない。
地球の歩き方に載っていた中国ラーメンの店で食事。鴨肉拉麺が美味しかった😋
3番の路線バスでプノンペン国際空港へ。大通りを渡るため遠くの信号のところまで迂回してなんとか空港に徒歩で到着!セコいぜ!
帰路は、エアカンボジア夜行便にて広州まで。そろそろベッドで寝たいぉ。
中国に入国して実験的に日本で設定してきたAlipayやWeChat Payを使ったら、普通に使えた!これなら今後の中国の旅も快適にできそうだ😁
広州からセントレアへは中国南方航空にて。機内食が美味しく好印象だった。
まとめ。カンボジアはビザが必要だったり、治安が悪かったり、まだまだ現金社会なので台湾などと比べると個人旅行の敷居は高い。だからこそ今行く価値があるとも言える。あとは、Grab最強。