2024年11月16日土曜日

JB23W 4型ジムニー ノッキングとの戦い!点火時期調整編

2024/11/13 JB23W 4型ジムニー ノッキングとの戦い!点火時期調整編

ノッキングとの戦い。こちらの記事でノックセンサーを交換したが、その後ノッキングが再発😖
次は点火時期調整をやってみることにした。



点火時期調整にはこのタイミングライトが要るのでなかなか踏み切れなかった。絶対に今回しか使わない工具だと思うんだよね😓
こういうものこそメルカリで買うのにふさわしい。ということで中古で購入。



整備書に従って作業。
エンジンを始動し、ナビやエアコン、ヘッドライトなどの電装品をできるだけ切り、そのまま暖気して950回転位で安定する状態まで持っていく。以後すべての作業はエンジンをかけたまま行った。



ボンネット裏のこの図の端子短絡位置を暗記する。左下の2個だな。



助手席足元のこのコネクタの左下の2個をゼムクリップで短絡する。



この状態でエンジン後方のこの緑色のコードを、タイミングライトのクランプで挟み込む。



クランクプーリーのこの部分にゲージがあるので、タイミングライトで照らしてプーリーの切り欠きがどの位置に来るかを確認する。
フラッシュのように点滅するのだが、結構位置がバラバラ。これはこれでプラグコード周りのリークなど別の異常だと思うが、だいたい5~10度の間だった。ノッキングするときというのは進角しているものだと思うのでこれが原因かもしれない。5度が適正値なので2度ほど落としてみることに。



点火時期を調節するイグニッションレジスタは現状6番が装着されていため、ここから2度遅角したいので5番のレジスタを調達。



エンジン左手前のこのコネクタに刺さっているレジスタを交換した。



そうしてもう一度同じようにタイミングライトでクランクプーリーを照らしてみたところ、今度は3~7度前後でばらつくようになった。
作業完了。

その後走行してみたところ、ノッキングが全く起きなくなった!
どうやら原因は進角だったようだ。

2024年11月3日日曜日

2024 バルト三国とポーランド旅行まとめ

2024/09/27~10/06 2024 バルト三国とポーランド旅行まとめ

以前から行ってみたかったアウシュビッツ博物館に行くついでにバルト三国にも立ち寄ったのでそのレポート。



今回はセントレアからフィンエアーでヘルシンキへ。ロシアのウクライナ侵攻開始以来初めてのヨーロッパ便だったけど、本当にロシア上空を飛ばないんだなあ。北極点を通過してその証明書が機内で配られたのは面白かった。以前より2時間くらい余計にかかった。しかし機内はガラガラで搭乗率は10%程度。エコノミーの3席を一人で使えたので横になったりできて快適だった(^^)


ヘルシンキ空港で東京の友人と合流。ヘルシンキ中央駅からバイキングラインのフェリーターミナルまでゆっくり散歩。フェリーでエストニアのタリンへ渡った。バイキングラインの船内バイキングの昼食が美味しかった!



バルト三国はどこも小さくて治安の良い感じの国だった。
タリン旧市街はパステルカラーのカラフルな建物が美しかった。



小高い丘が展望台になっていて美しい街並みを見渡せた。
コンプレッサーというパンケーキの夕食をビールと共に。美味しかった。



バルト三国の移動は高速バスが主流。隣国のラトビアへはバスで移動した。ネット予約ができてバスターミナルで運転手に見せるだけ。APPもよくできていて快適そのもの。




ラトビアの首都リガ。バルト三国は旧ソ連なのでLRTやトロリーバス、ビルのデザインにもソビエト感がある。現在はEU諸国でもあり、KGB本部が博物館になっており平和な感じ。



リガからリトアニアのビルニュスまでは一日一本の国際列車で移動!車内は清潔でヨーロッパの車両って感じ。電源も確保され、快適な特急列車の旅だった。



ビルニュスにはウジュピスという職人の共和国がある。実際の国家ではないが憲法まで制定されていて面白かった。



特急列車でカウナスへ。ここでは念願だった、岐阜県出身の杉原千畝がユダヤ人にビザを発行した旧日本領事館を見学した。日本人の入館者が多いのであろう、日本語での説明が多くてよく理解できた。



カウナスからは国際バスでポーランドの首都ワルシャワへ。夜のワルシャワ西駅のバスターミナルに着いたら退廃的な雰囲気でドキドキした。
しかし公共交通機関は優秀なAPPで乗車券が購入できてバスなども簡単に乗車できてよかった。こういった交通機関のチケット購入の利便性は日本も見習ってほしいところ。日本のシステムは外国人観光客には難しすぎると思う。
写真はスターリンからの贈り物、文化科学宮殿。翌日展望台まで登ったけど素晴らしい景色だった。建物も旧ソ連ぽくて興味深かった。



第二次世界大戦でドイツに徹底的に破壊されたワルシャワ。旧市街はその後再建されたものだ。バルト三国の本物の旧市街とはちょっと違うかっちりした建築だった。
LRTやメトロにも乗ったけど快適そのものだった。



ワルシャワ蜂起博物館。映画戦場のピアニストなどでも描かれたワルシャワ蜂起に関する、新しく素晴らしい博物館。必見。




そしてやっぱり鉄道博物館へ。館内展示はいまいちだったけどやはり屋外の実写展示は素晴らしかった。軍用車両や流線型の蒸気機関車など興味津々で見学した。
ユダヤ人の移送に使った貨車などの展示もなされていた。



特急列車でポーランド第二の都市クラクフへ。



クラクフからバスで1時間半。この旅行最大の目的地、世界遺産のアウシュビッツ博物館へ。
中谷さんという日本人ガイドの方の案内でアウシュビッツとビルケナウの2箇所の博物館を見学した。日本語でガイドしてくれたということだけでなく、よく問題提起をしてくれる方だったので本当に考えさせられた。ある意味人生観が変わった体験だった。ぜひ見学をおすすめする。



クラクフはとても美しい街。ワルシャワよりも観光に向いていると思う。日本で言う京都みたいなものか。
ユダヤ人街ではシナゴークを見学することができた。ここには映画シンドラーのリストで描かれたゲットーがあった。



ポーランド航空博物館では野外展示のおびただしいミグ戦闘機を見学。
産業博物館ではLRTの旧車が素晴らしい状態で展示されていて感激した。



帰りはクラクフ空港からヘルシンキ経由でセントレアへ。
今回は行きも帰りも夜行便だったので宿泊費も時間も節約できてラッキー!深夜便大好き!なお帰りは南回りでカザフスタン上空を飛んだらしい。寝てたけど(^-^;)

まとめ。バルト三国は治安が良く観光客が少なく旧市街はヨーロッパ然としていておすすめ。ポーランドのアウシュビッツ博物館は必見。

2024年10月20日日曜日

BMW 435i クーペ(F32)のホイールをインチアップ!

2024/07/21 BMW 435i クーペ(F32)のホイールをインチアップ!


BMWに合うホイールがなかなかなくて、純正ホイールをツライチにしてごまかしてきた俺。
日曜の朝、中古検索をしていると良さそうなのを発見!
ちなみにインチアップに伴う現在のタイヤホイールとの差異を見るのはAndroidアプリのTire Size calculatorというアプリが超絶便利。



2時間ほどかけてやってきたのはアップガレージ 滋賀大津店!琵琶湖のほとりの風光明媚な立地の店舗だ。
店舗も新しく、俺がよく行く岐阜や愛知のアップガレージに比べてめっちゃきれいだった。
呼び出しもフードコートみたいに鳴ってお知らせ。こんなのアップガレージじゃない!(←失礼)なお、店員さんはみなさんとても親切だった(^^)



気になったのはこのタイヤ・ホイールセット。ラッキー!10%OFFだ。
<ホイール>VOSSEN CV3 ガンメタリック
フロント:20インチ 9J +35 120 5H
リア:20インチ 10J +45 120 5H
<タイヤ>BRIDGESTONE POTENZA S007A
フロント:245/30R20 2019年製
リア:255/30R20 2019年製

4シリーズで使っていたもののようで、このサイズはどう考えても俺の車体にもピッタリ(^o^)/ だいぶ考えて選ばれた組み合わせだと思う。
純正19インチに対してこれは20インチなので1インチアップ!そしてリアはまさかの極太10J

アップガレージは試着無料なのが最高!こういったチューナーサイズの場合、試着して干渉がないか、はみ出しがないかを確認することができる。もちろんデザイン的に合うかもチェックできるが、たいていの場合は「かっけえ!買う!」ってなると思う。俺もそうなったw てことで購入!



装着したら必ずやっちゃう帰りのパーキングエリアでの撮影w 
20インチかっこいい(^^) てかタイヤペラペラw



リアのコンケーブはかなりの深さ。さすが10J!惚れ惚れするね(^^)



フロントタイヤは計算上、外径が純正より8mm小さい。リアは同一。



タイヤはすり減ってて溝はだいぶ少ない(^-^;)スリップサインまで1mmくらいか。近いうちに交換せねば。



塗装が剥げるようなガリ傷はリアの1本に2箇所あるくらい。あとは小傷程度で安めの中古ホイールとしては状態はかなり良好かと。


新旧比較するとこんな感じ。

Mスポーツ純正19インチホイール

VOSSEN CV3 20インチホイール

VOSSEN CV3はデザイン的にスッカスカだから洗車はしやすそうだ。



このホイールのメリットは他にもあって、ホイールだけでほぼツライチになるのでスペーサーを使うことがなくなった。それによって純正のホイールボルトとロックボルトを使用することができるようになる。あたり前のことだけどスペーサーは使わないほうがいい。
あと写真のようにエアバルブが奥まったところにあるのもこのホイールの特徴かと。空気圧の点検や補充はやりにくいかもしれない。



ツライチ感はフロントがかなりギリギリ(^-^;)まあ、純正ホイールは持っておいたほうがいいな!w



ちなみにこのように後部座席を倒してタイヤ4本を積んで帰ってくることができた。なかなかの積載力。これならサーキットも行けるぜ!行かんけど。

大津から岐阜まで高速と一般道を120km乗ってみた感想。
最も感じたのはハンドルが重くなったこと。これはフロントが225→245に変化したためだろう。俺が疲れるだけでなくパワステ機構に負担がかかるのも懸念点。
高速道路を走る分にはほとんど変化を感じなかった。一般道ではややギャップを感じるようになった気がする。したがって乗り心地はやや悪化。やはり扁平率が下がったためか。タイヤペラペラだもんなあ。
ロードノイズも上昇。これはタイヤがスポーティなためだと思う。減ってるのはあまり関係ないんじゃないかな。もう少しコンフォート寄りの溝がある程度あるタイヤに変えると改善しそうな予感。
あと高速域の微振動のようなのが軽減した気がする。これはスペーサーの重ね履きをやめたからじゃないかと思うんだけど、プラセボだろうかw
まあハンドルの重さ以外の変化は言われなきゃ気づかない程度のものかと。



まとめ。チューナーサイズの中古ホイールは敷居が高いけど、探す楽しさ、買いに行く楽しさなど魅力がいっぱい。バッチリ合ったときの感動はひとしお。


【追記 2024/07/27】


ガリ傷をヤスリで削ってタッチペンで補修。
VOSSENのガンメタリックにはソフト99の1D2トヨタT-62グレーMがいい感じに類似色だった(^^)




このホイールのセンターキャップは約75mmの特殊サイズのようでBMWロゴの適合品が見つからなかったので、ヤフオクで見つけた65mmのステッカーを貼り付けた。
何気に違和感なくできた(^o^)/


【追記 2024/10/20】
しばらくボロいポテンザで走ってみたが、どうにも轍にハンドルを取られやすいしうるさいしというわけで、タイヤをNANKANG NS-25に交換した(^^)

いつものように通販で購入してはめかえタウン一宮店に直送。この方式はすこぶる便利。
サイズは以下の通り。
フロント:225/35R20 24年26週製造 ホイール9J
リア:255/30R20 24年16週製造 ホイール10J
全然余裕かと思ったら、特にフロントがかなりの引っ張りになってしまい、取り付けに苦労されていた(^-^;) 店員さんどうもありがとう!念のため空気圧は3.0にしてもらった。



過去最高の引っ張りタイヤになってしまったフロント。リムがめっちゃ出てる!これは一瞬で傷つくパターン。まあもともとガリッた中古ホイールではあるが。
走行してみると轍にハンドルを取られる現象はピタッと収まった。非常に快適(^^) 元々245だったものを純正同等の225に戻した効果なんじゃないかと思う。その代償としてこの引っ張り具合にw



リアはサイズ変更はなしにも関わらずこの引っ張り具合。NS-25のリムガードのデザインの問題か、引っ張り感が高い。
ちなみにロードノイズはボロいPOTENZA S007Aから圧倒的に低下した。非常に静粛。まあS007Aはかなりのスポーツタイヤなんで当然と言えば当然。以前にもNS-25は使ったけど、スポーティなコンフォートタイヤとしては非常に良いタイヤだと思う。



ちなみにタイヤ交換をして岐阜に帰るまでの間に「タイヤ空気圧低下」警告が点灯!(^-^;)リムが落ちたか!?と思ったが異常なし。空気圧を測定したが全く減ってなかった。
どうもタイヤ交換したらリセットしないといけないらしくリセット操作をしたら収まった。その後400km走ったけど再発しなかったんできっと大丈夫!だと信じたいw