大阪市内の友人宅から六甲を経由して有馬温泉に行ってきた。俺がほとんどしたことのない関西私鉄の旅である。
梅田から阪急神戸線に乗車。梅田駅は広い。京都線には乗ったことがあるけど何度来ても驚いてしまうくらいには広い。
先頭車両は携帯電話電源オフ車両。なんだそれ?友人によると車内で携帯をいじっているだけで怒られるらしい。機内モードとかモバイルルーターとかいろいろ漏れていそうだ(^_^;)
六甲駅で下車して、満員のバスであこがれの六甲ケーブルへ。子供の頃から乗ってみたいと思ってた!
とりあえず半端ない勾配である。途中の勾配標には498‰の表記が!冗談としか思えなかった。
行き違い区間。とても美しい造形である。ケーブル誘導の滑車がカラカラと回っていた。
六甲ケーブルの山上駅から六甲有馬ロープウェーの山頂駅までは徒歩で行った。50分ほどかかったが、見晴らしの良くない道路なので余計に疲れた。カフェなどいろいろとよく整備されていて、関東で言う箱根みたいなもんだと思った。
ロープウェーに乗車。意外に長いロープウェーで料金もそれなり。景色は素晴らしかった。広葉樹が多いので紅葉は素晴らしいだろう。
有馬温泉は有名なだけあって大きな温泉街。日曜ということもありものすごい人出だった。明石焼きを食べた。
源泉を祭った神社。地元の人が源泉を非常に大切にしていることが伝わってくる、俺のおすすめスポットである。
さてメインイベントの太閤の湯に到着。裏口から入ったせいもありなんとなく潰れかけの旅館のような外観だったから心配したが、中は近代的な感じだった。おそらく経営に行き詰まった旅館が起死回生の一手で高級日帰り入浴施設に転じたのだと思う。実際に多くの、特に若い入浴客で賑わっていて、成功といえるのではないか。
利用料は2400円で高いけど、サービスもそれなりに良い。いわゆる万葉の湯系のシステムである。まずは館内着に着替えてリストバンドのバーコードで館内会計をする方式。ビールもピッで会計終了である。知らないうちに出費がかさむぜw
ここは有馬温泉の金湯、銀湯の両方が引かれていた。金湯はいわゆる鉄分の多い泥のような湯でなおかつ塩分が多い。1L中の成分量は非常に多いと思う。対して銀湯はラジウム泉で、ほとんど単純泉である。金湯だけだと疲れていしまうが、ここなら疲れたら銀湯で一休みといった贅沢な入浴ができる。有馬温泉では両方の湯がある風呂がおすすめだ。
内湯も露天も両方の湯が楽しめるようになっていた。アメニティも使い放題。
岩盤浴も1回は無料で利用できた。非常に気持ちが良かった。
土産物屋や食事処ももちろん大充実。
値段は高いがそれに見合ったサービスを受けられる施設だ。
なお俺は忘れていたけど、JAF会員割引が受けられる。帰ってから気づいたが3割引きだったorz
谷上駅で北神急行に乗り換え。ホーム向かい側への乗り換えですぐに発車した。新神戸からのぞみで帰宅。
ちなみに乗りつぶしオンラインで私鉄の乗車記録もつけているが、乗車キロ: 3212.2km 乗車率: 43.0%となっている。しょぼい。
まとめ。六甲と有馬温泉はまとめて箱根みたいなところだと思った。大阪から日帰りで行くには最適だ。むしろ東京-箱根より断然近いし。
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