シビックで道の駅つちゆに来た。ここはよくライブカメラで観察しているところなので実際に来られて嬉しい。静かで売店の感じも良い道の駅だった。それにしても冬に比べて雪がなくなったなあ。
まっすぐ温泉に行こうと思ってたんだけど、予報に反して晴れ間が見られたのと、10時の立ち寄り湯営業開始時刻まで時間があったので磐梯吾妻スカイラインに行ってみることにした。
福島県の観光有料道路 - 福島県道路公社 - http://www.dorokosha-fukushima.or.jp/douro/index.html
去年訪れた高湯温泉を後にして、磐梯吾妻スカイラインへ。有料道路だが現在は無料開放中。料金所は素通りだ。
この道路は面白かった。まず山を登って行く途中の景色が素晴らしい。平野から一気に登っていくので福島県中通りの平野が一望できる。更に登って周辺が禿山になってきたと思ったら、火山性ガスが危険なのでこの周辺では停車するなとの看板に驚かされる。亜硫酸ガスで木が生えない地域になっているのだ。そんなとこに道路通すなよ(^_^;) 今なら危険すぎて、また環境保護の観点からも建設されないかもね。
浄土平というメインの駐車場に車を停めた。荒涼とした風景が広がる。山肌からは噴煙がモクモク。駐車場から吾妻小富士への登山道が伸びている。10分ほどで火口まで上がれるお手軽ルート。火口は写真のようなかなりの迫力。吸い込まれそうで怖い。火口なんて滅多に見られるものではないのでここはおすすめ。
さて、本題の幕川温泉に向かおう。
幕川温泉は磐梯吾妻スカイラインの土湯終点から4km程山道を入ったところにある。
このアクセス路がかなりお粗末。狭いのは仕方ないけど、がけ崩れの土砂をどけただけの場所や、落ちてきたばかりの落石がコロコロと転がっている箇所が複数ある(^-^;)これは特に冬期は何度も寸断されそうな道路だ。ガードレールなどは存在せず、路肩も崩れかけている。正直言ってこの道路の通行はかなりの危険を感じた。すれ違う車がなかったから良かったけど、こんなところで夜間にバックで待避所まで戻るのは嫌だ。そういう意味で今まで行った中で最も秘境度が高い温泉かもしれない。
ようやく到着した幕川温泉には2件の宿がある。いずれも日本秘湯を守る会の宿。今回訪れたのは水戸屋旅館。いわゆる古い旅館で昭和中期の建築物の雰囲気がバシバシ伝わってくる。建物の前には昔使っていたであろうプールが放置されていたりもする。
料金500円を支払い中に入る。
こちらが内湯。硫黄の匂いが立ち込める。シャワーと石鹸類完備。
湯は透明だった。
内湯の隣の露天風呂。ここは湯の花が浮いた微白濁だった。
この他に混浴の展望露天風呂があったがここは客が多くて撮影できなかった。硫黄の香りが立ち込めて源泉が大量に掛け流しされた良い風呂だった。湯の花がたくさん浮遊しているが、白濁と言うよりは微白濁だった。温泉としては俺にとっては最高に心地よい部類に入る。
この他に河川敷に露天風呂もあるはずだが雨が激しかったので今回は行かなかった。
まとめ。幕川温泉は泉質が非常に良いので、もう一度訪れて水戸屋の河川敷の露天風呂と隣の旅館の立ち寄り湯にもぜひ行ってみたいところ。
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