2014年2月17日月曜日

大雪で長時間閉鎖されていた東名高速の再開通直後の様子

2014/02/16 大雪で長時間閉鎖されていた東名高速の再開通直後の様子

14日の大雪で東名が通行止めになった。というかほとんどの高速道路が通行止めになった。今回、東名の通行止めが解除された直後に走行したのでそのレポート。

この週末岐阜にいた俺はどうしても17日月曜日の朝までに横浜に移動したかったので、東名はまだ開通していないものの箱根とR246は通れそうなので「近くまで行ってみて高速が再開してなければ一般道で帰ればいいや」くらいに思って出発。この判断が甘かった(^-^;)

関広見インターから入り東海環状、東名、新東名でいつものように東進。雪なんてほとんど見なかったし流れも順調、というか明らかに車が少ないような。そして新東名ではパーキングエリアの前後の路肩やバス停に大型トラックが列をなして路駐していた。違法だけど満車で溢れてるんだから取り締まりも出来ないだろう。明らかに異常な状態。
清水PAは満車の表示が出ていたのでひとつ手前のNEOPASA静岡に15時過ぎに入ってみると、


ご覧の有様(^-^;)
入り口から出口まで通路を含めて大型トラックでぎっしり。小型車の駐車場にも入れないくらいの状態。しばらく待って空いた駐車場にねじ込んだ。
サービスエリアの中は意外と空いていてむしろ普段の日曜の午後よりは空いていたと思う。基本的にトラックドライバーさんは車内で寝ているのだろう。ベッドもあるだろうし。つまり一般の旅行者はとても少なかったように思う。食事も待たずに食べられたし席も空いていた。コンビニの食料もパンは売り切れだったけどその他は豊富にあった。
コンシェルジュの人に一般道の様子を聞くと、R1もR246もチェーン規制で渋滞中。 長泉沼津インター出口はR246渋滞の影響で動かず出るのに数時間かかるという、よって新清水JCTで東名方面に行き清水インターで高速を降りてR1で沼津に行ったほうがいいというがそちらも大渋滞とのこと。やばい考えが甘かった。チェーン規制なんてオートソックは持ってるけど履くのめんどい。まあチェックなんてしてるわけ無いけど。ここで考えた。このまま昼の気温が温かいうちに箱根越えをするか、本日開通予定の報道を信じてここで待つか。
主にSNSなどネットを駆使して状況を調べてみたところ、R246は開通待ちのトラックが御殿場や裾野で渋滞を作っていて動かず数時間で突破できるレベルじゃないことが判明。むしろ沼津から厚木まで渋滞との情報もw 箱根は流れてるような情報もあったが、三島の箱根入口に行くまで超渋滞なので相当かかりそうな感じ。動かない渋滞に何時間もハマっておしっこを我慢するのも嫌だし、幸いこのサービスエリアは空いていてまったりムードなので何の問題もない。そんなわけで俺は朝までに横浜に着けばいいので夜中までは開通を待ってみようということにした。

周りのドライバーさんの中にはここで6回も食事をしてる人もいた。ジャージにサンダルでリラックスモードで、シャワーも浴びてきたという。家かよw
暇なので色々調べていると東名の各インターでは開通待ちのトラックで完全に塞がっているらしい。コンビニからは食料が消え、宅急便は届かないという。ものすごい影響だ。今日中の開通は無理という噂もちらほら。NEXCO中日本公式ページで今日中の再開を目指すという表示があったことだけが希望だった。


2130に公式ページで22時再開見込の情報が発表され、館内にも放送で流れた。
コンシェルジュに新東名の長泉沼津から御殿場JCTは未開通ということを確認し、新清水JCTから東名に移動する必要が有ることを確認。通常コンシェルジュは18時までなんだけどこの日は残業しておられた。ご苦労様。
念のため菓子と飲み物を確保し、7時間位お世話になったサービスエリアを22時に出発。


サービスエリア出口。路駐たくさん。しかも中央の安全地帯にも(^-^;) 異常事態すぎる。というか見通しが悪いのと相対速度が大きいのですごく危険。サービスエリア付近に限らず途中の路肩にも停車車両があったので相当危険だった。


新東名から東名へ合流。トラックが95%くらい。断続的に渋滞はあったがわりとちゃんと流れていた。各インターからはどんどん流入があったが、特に開通直後の大渋滞のようなことにはならなかった。再開が深夜だったから朝まで寝て納品先の営業開始に間に合えばいいやってトラックドライバーも多かっただろう。それにしても高速道路の交通容量はすごいなと思った。


問題の御殿場付近へさしかかるとさすがに積雪は多くて除雪した雪が車道に入ってきている部分もあった。高速道路としてはかなり危険な状態だと思う。普通は100km/hで走行中に白線を踏んでブーーーって音がしてイカンイカンってなるけど、この場合は即スピンの危険がある。


3車線区間の左の1車線は除雪した雪置き場になっていて危険だった。普通ならまだまだ開通しないような状況だと思うがこれ以上通行止めが続くと日本的にピンチだったから特例で開通させたんじゃないかと思えるほどだった。


追い越し車線を爆走していた前の車には「活魚」って書いてあったw ご苦労さまです。魚が無事なことを祈る。
走行中フロントガラスにカツンカツンと小石が当たる音がずっとしてた。おそらく周囲の車が跳ね上げた滑り止めの砂利。塗装が傷ついただろうなあ。


横浜町田インターに到着。なんか出口が渋滞してるなあと思ったら全てのETCレーンが閉鎖中。でも車は徐々に通過していくのでなんだろうと思ったら、見たことの無い上の写真のような一旦停止の表示が出てた。バーは開きっぱなし。一旦停止していると係員がスピーカーで「正常に処理出来ましたので進んでください」と言った。2、3日経つとETCが正常に処理できないのかな。それか返金に応じているとかかも。まあ高速道路で2日とか掛かったらたしかに料金は無料にしてほしいわな。

結局午前1時には鶴見の自宅に着いたので普段とほとんど変わらないくらいの所要時間で移動できた。岐阜を出てからは通常5時間のところを13時間後である。俺はかなり幸運な方だっただろう。

まとめ。開通が遅いなどとNEXCO中日本に対する批判もあったが、今回の東名開通は安全面から言えば早すぎたくらいだったと思った。

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