2014年7月6日日曜日

国道157号温見峠とうすずみ温泉四季彩館

2014/07/06 国道157号温見峠とうすずみ温泉四季彩館


酷道ファンの聖地、国道157号温見峠。地元にもかかわらずタイミングが合わず今まで行ったことがなかった。現在は珍しく通行止めじゃないということなので行ってみることにした。

今回は道の駅九頭竜で車中泊して、福井県大野市側からのアプローチ。例によって市街地からしばらくは普通の2車線の田舎道。



真名川ダムはかなりでかいアーチダム。美しかった。平日は事務所に申し込めば見学できるらしい。



ダムを過ぎても、かつての中島集落の跡にある自然公園のあたりはまだまだ快走路が続く。でも大型車通行不能の看板が…。逆に怖いんだよね。中型車以下しか通れないって宣言されるの(^-^;)



この建設中のトンネルを最後に、前方の右カーブを曲がると…



狂ったような狭路にw ここで隘路区間を測距するためにメーターをリセット。
ここから峠まで全く改良されていないのが福井県側の特徴。ガードレールは皆無でいにしえのコンクリートブロックが連なっていた。あとカーブミラーもほぼ無し。これが一番辛かった。道幅ははっきり言って1車線。離合箇所も少ない。



ちょwww うりんこ登場ww かわいかった。



勾配は大したことないだろうと思ってたんだけど、大したことあったw
路面も荒れ放題で、コンクリート舗装が割れて草が生えていたり、橋の取り付け部分は段差が大きいので突っ込むと危険(^_^;) とにかく道路の規格が低い。
あと意外にも対向車が5台もあって疲れた。交通量多すぎ。



ほうほうの体でたどり着いた温水峠はオーソドックスな峠だったが駐車場もなくひっそりとしていた。しかし登山客の車で路肩はいっぱい。いろんな県のナンバーがあった。
右の写真は福井県側を振り返って撮影。

岐阜県側に入ると急に路面状況が改善した。道幅も1.5車線あるし、ガードレールも現れて安心感が増す。が、すぐに激狭道が現れる。するとまた改良区間へ。岐阜県の特徴は改良区間が峠の全線に渡って途切れ途切れあることだ。激狭区間はかなりのヤバさで俺のSAN値を削っていくが、しばらくして現れる改良区間がそれを癒やしてくれる。延々その繰り返し。だんだんそれが快感に。なにこのテクニシャンw らめぇ



写真のようにこの時期はヤブが激しいので道幅が0.5~1mくらい縮小してる気がする。離合時にヤブで見えない路肩に怖くて寄れないのが辛かった。
岐阜県側は路面状況が良いのと、まあまあカーブミラーが設置されているので、総合的に見れば福井県側よりマシ。ただし岐阜県側は距離が長い。
ちにみに2車線の改良区間は根尾の中心部に来るまでほとんど現れなかった。

さて、この道路を酷道たらしめている全国的に有名な洗い越しについて。



洗い越しは岐阜県側のみ6箇所で実際に流れていたのは3箇所だけだった。事前に「この先洗い越し 段差あり」という看板があるので親切だった。
水量も少なくて、起伏も小さくて余裕で突破できてしまった。物足りない。この道を走った後では物足りないw 洗い越しマニアは大雨の後そちらへw (自己責任)



岐阜県側の麓まで降りてきた。名物の落ちたら死ぬ看板と記念撮影。まあたしかに全線にわたって落ちたら死ぬ。すぐ死ななくても発見されずに死ぬ。
測定した隘路区間の距離は約35km。あー(気持ち)良かった。



根尾に広がる自然と心温まる温泉宿うすずみ温泉四季彩館 - http://www.usuzumi.or.jp/

疲れを癒やしに岐阜県本巣市根尾のうすずみ温泉四季彩館へ。



ここで食事をしたんだけど、岩魚親子丼がものすごく美味しかった(^o^)/

温泉はWEB割引で650円で入れた。
新しくてかなり豪華な施設。街ナカのスーパー銭湯より明らかにカネがかかっている感じ。多くの利用者で賑わっていた。

泉質はナトリウム塩化物泉とのことで期待はしていなかったのだが、思いの外成分が多くてよかった。具体的にはしっかりした塩味を感じたのと、苦味もあった。またヌルスベ感もある。塩味でヌルスベは割と珍しい。
露天風呂や内風呂も広くて気に入ってしまった。



根尾は濃尾地震でできた断層が有名なので見学に。6m隆起したらしい。すごすぎ。

まとめ。R157温見峠は確かに日本を代表する酷道と言っていい道路。うすずみ温泉は泉質と設備両方GOOD!

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