Pixel 6 Proと迎えた初めての夏。このところPixel 6 Proのワイヤレス充電が完了しないことが多くなり、かなり困っている。
使っているのは主にGoogle Pixel Stand第1世代だが、こんな感じでバッテリーピクトは充電中になっていても実際には充電できていない状況になる。朝まで8時間くらい充電しても満充電されない。他のQi充電器でも同様である。Pixel 5のときは何の不具合も感じなかったのになあ。
こりゃたまらん、ということでGoogleサポートとチャットでやり取りを開始。いろいろと検証してみてと言われて指示通りやってみた。
サポート氏「ケースは外し、Pixel Standを純正状態で充電してみてください」
→状況変わらず。それは知ってた。
→他の端末は充電できた。まあ壊れるようなもんじゃないよなあ。
サポート氏「Android13にしてください」
→してます。
サポート氏「セーフモードで起動して充電してみてください」
→やっと的確っぽい指示キタ~!確かにアプリが影響してるかもね。これは正常に充電できるかも!と思ったが…朝まで経っても15%しか充電できず。てことはアプリのせいではないな。
ちなみに俺独自の検証結果として扇風機の風を当てながらだと普通に充電できる。これもう原因は熱でしょ。
俺としては最初から端末が高温になっていることはわかっていたので、「端末温度が高いから制御が入って充電がカットされ、何らかの理由で端末温度が下がらずカットされたままの状態になるから充電できないんだと思うよ」と何度も伝えたんだけど、サポートの人はなぜか端末の温度については全く質問してこなかった(^-^;)
その後、メールにバグレポートを添付して送信したり、技術部門とやり取りを繰り返したりしたところ交換対応となった。
他の端末でワイヤレス充電を試してみたいし、バッテリーやディスプレイがリファービッシュ品になるのは素直に嬉しい(^o^)/
リファービッシュ品を受け取って不具合端末を返却しないと新品の代金が請求される方式。
シンプルバッテリーグラフという素晴らしいアプリを発見したのでワイヤレス充電について検証してみよう。
まずはPixel Standにて。
朝まで経っても充電できてねーーー!\(^o^)/
まあなんとなくそんな気はしてたが。端末温度はずっと40℃以上をキープしていることもわかる。つまり充電がほとんど止まっても温度が下がらないから充電されない。扇風機で冷やしたらどんなグラフになるかやってみた。
充電を開始して40℃になり充電が頭打ちになったところで扇風機をON!
すると端末温度が一気に33℃位に下がり充電も再開!すんなり満充電したw
ふむ。もはやこれは欠陥ですな。
この辺のことをサポートに伝えたが、貴重なご意見として承られた。
その他の知見として、残量が80%位からの充電だとほぼ完走する。これは端末温度が上がるまでの充電と、上がってからの低速充電でなんとか充電できてしまうからだ。
あと、エアコンの風が当たる位置にPixel Standを置くと完走したりもしたので、少しでも風があると充電時の端末温度はかなり低く保てるのではないかと思う。
ちなみに検証時の俺の部屋の温度は概ね28℃。もしかすると室温がいつも24℃とかのエアコンガンガン系の人はこの問題には気づかないかもしれない(^-^;)
まとめ
・Pixel 6 Proのワイヤレス充電が完走しない原因は、充電中に端末温度が上昇して充電が低速になっても端末温度が下がらないから。
・Pixel 6 Proのワイヤレス充電機能にはハードかソフトかその両方かわからんけど問題があると思う。そしてGoogleはそれを認めない。
・Pixel 6 と同時発売のPixel Stand第2世代にファンが搭載された理由がよく分かった。
・今後のシステムアップデートで直る可能性も残されてはいると思う。
【追記 2022/09/08】
ビルド番号「TP1A.220905.004」にアップデートしても状況は変わらなかった。うう。
普通に充電完了。なんという美しいグラフ!
まあこれも予想はしてた。実は今までもApple純正MagSafe充電器では正常に充電できてたので愛用してたw
これは単に充電器の出力が低く端末が高温になりにくいためと考えている。
上記のグラフを見ても端末温度は35℃前後で推移している。
Pixelの充電器としてGoogle製品よりApple製品のほうが優れているというなんとも皮肉な結果に(^-^;)
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